好きになった相手が友達だったり、会社の同僚だったり、
　または自分の性格が意地っ張りだったりして
　なかなか素直に気持ちを相手に伝えられない人って沢山いると思います。

　自分で気付いている人はその「意地」のせいで
　過去に後悔したりしたことがあるのではないでしょうか。

　相手から「好き」と意思表示されてもまだ「意地」を張って
　好きと伝えられないところまでいってしまったらそれはうまくいかなかったとしても仕方がない、
　としかいいようがありません。

　特にいつも仲良くしゃべっていたりする相手の時にはなかなか素直になるのが恥ずかしかったり、
　その後のことを考えてしまって言えなかったりというのがあると思うけれど
　それは自分の首をしめてしまうだけです。

　過去に仲良くしていた友達から冗談交じりに
　「俺のこと好きなんでしょ？(笑)」
　って聞かれたことがありました。
　確かに私はその彼のことが好きだったのだけれど、
　彼が冗談交じりでいうのでなんだか私も素直になれなくて
　「うぬぼれないでよね！」
　なんてかわいくないことばかり言ってました。

　その彼は何度もそんなことを聞いてきて、その度に
　「何度も言うけどそんなことないってば！」
　って否定し続けてました。あまりにも何度も聞くので反対に
　「それ以上言ったらもうしゃべらないから」
　なんてことまで言ってた記憶があります(^_^;)

　今考えるとその彼も意地っ張りだったんですよね。
　そんなに何度も聞くってことはそれなりに脈があるハズなのに
　そんなことにも気付かずにただ意地ばかりはってました。

　そのうちその彼とも自然と会うことも少なくなって遠い存在になっていきました。

　けれど何年もたってかなり大人になってからその彼と再び会ったときに
　「あの頃おまえのこと好きだったんだよね。だけど脈なしだったから・・・」
　って言う言葉を聞いて、どうしてあの時お互いに素直になれなかったのかな、
　ってものすごく後悔しました。

　きっと付き合うこともなかったからだと思うけれど私の中では彼の存在は
　ずっときれいな思い出のまま残っていて
　「もしもあの時素直に好きって言ってたらどうなってたかなぁ？」
　なんて時々思ったりしていたので余計に悔しい思いをしました。

　確かに素直に言わなかった彼にも原因はあるかもしれないけれど
　一応気持ちを伝えるきっかけを作っていたのは彼の方です。
　そして大切なチャンスを全部潰してしまっていたのは他ならぬ自分だったんです。

　今意地っ張りをしている人はいませんか？
　相手の気持ちはずっと同じわけではありません。
　チャンスを逃さないようにしっかりとタイミングを見極めて
　ここぞという時にだけでも素直になりましょう。
　後で後悔しないためにも・・・。




上記記事抜擢。

チャンスをものにすることが大事なんですね！